全美協(全国大学造形美術教育教員養成協議会)は、造形美術教育の教員養成に関わる全国の大学・短期大学が集まり、情報を共有しながら研究を深め、より良い教員養成を目指すための全国組織です。
公立・私立の大学・短期大学に加え、日本教育大学協会全国美術部門(教大協)に属さない国立大学も参加しています。さらに、大学を退職した教員が寄付会員として、企業が賛助会員として参加するなど、大学の枠を超えた幅広いメンバーによって支えられていることも、本協議会の大きな特色です。幼稚園・小学校・中学校・高校の教員および保育士を育てる各大学が連携しながら、造形美術教育のさらなる発展に取り組んでいます。
全美協は、前身組織の設置から今年で50年の節目を迎えます。これまで研究誌「大学造形美術教育研究」の発行や、全国造形教育連盟を通じた年1回の研究発表を行ってきたほか、年度末には会員以外の一般の方もご参加いただける「造形美術教育フォーラム」を例年開催してきました。このフォーラムでは、視覚的な表現にとどまらず、身体全体を使ったワークショップなど、美術活動の特性を活かした対話的な場づくりを大切にしています。